Google Analyticsでリンクのクリック率を調べて最適化をする方法
ホームページのデザインは「見た目の印象・楽しさ」も大切ですが、
「アピールしたいコンテンツをお客様が閲覧してくれているか」というのも重要です。
そこで便利なのが、無料のアクセス解析であるGoogle Analyticsの
機能のひとつ「ページ解析」です。
百聞は一見にしかず、先ずは以下の画像をクリックしてみてください。
これはホームページ本店のヘッダー部ですが、この様な形で
どこがクリックされているか一目瞭然です。
この少ない情報からも、色々とユーザーの傾向がわかりますね。
例えば以下のような情報が推測されます。
■グローバルナビの中で、料金・パッケージのクリック率が最も高い
→ユーザーにとって料金が重要な判断材料となっている。
成約率を高めるためには、料金とパッケージの最適化が大切
└値段とパッケージ内容の最適化が最重要課題
└ページ内容(デザインや内容の見せ方)自体も最適化する必要がある
■左上のロゴのクリック率が高い
→他の下層ページからトップページに移動をしてもらっている
新規はもちろん、別ページから戻ってきてもらうユーザーのためにも、
トップページの内容が大切。
基本に戻り、トップページの内容を改めて見直すべき
などなど、今後のホームページの方針を決めるための分析として、非常に有効なツールです。
数字は嘘をつきませんからね、実際の数値というのはとても大切なデータです。
また、ABテストのための判断材料としても活躍しますね。
例えば右上のお問い合わせのクリック率を高めるために、画像や配置を変更したとして
それが実際に有効かどうかの判断材料は、お問い合わせ数ベースよりも
こちらのクリック率ベースで捕らえたほうが、判断材料として適切かと思います。
クリック率があがってもお問い合わせ数がかわらないのであれば、それは
サービス全体の見直しが必要という形になりますね。
というわけで、無料のGoogle Analytis。
ご自身でサイトを管理しているのであれば、タグを発行するだけで簡単にできるので
本格的にホームページをテコ入れしたい運営者の方には、是非おすすめです。
(制作会社の方にお願いする場合は、別途作業料がかかるかもしれません。)