
ニーズ(欠乏感への欲求)とウォンツ(具体的なイメージへの欲求)の違いを意識した戦略
こちらの記事が、中々面白いことを述べてます。
ASCII.jp:ネットショップが次の10年生き残るために必要なこと
この違いは、無意識で理解をしていることではありますが、分けて意識をすることは中々ありません。
前述の記事では、それを意識して戦略に組みましょうと述べてます。
ニーズ(needs)を抱えているお客様にウォンツ(wants)を抱かせれば、コンバージョンに繋がるという考え方です。
これは小さなことに捕らえられがちですが、どの分野においても、お客様と取引をする上で非常に大切なことだと思います。
そのニーズを解消できる人は既にウォンツの選択肢を持ってます。
ですが、ウォンツの選択肢を持ってない人が多いケースも多々あります。
例えばワイン。
初心者が漠然と「ワインを飲みたい」と思っていても、具体的にどのワインを飲めば良いかわからない。
その時に店員に「初心者なんですが、おすすめのワインありますか?」と尋ねたとして、
「ご予算と生産国のご希望はありますか?」
と言われても、知識がないのでわからない。
「渋めが好き、飲みやすいのが好き、甘めが好きなど、味のお好みはありますか?もしくはどんなワインを飲んでみたいですか?」
という様な、基本的な情報から選択の取捨を誘導してもらい、最終的に理由を添えてオススメのワインを勧めてもらえるほうが、満足感が総合的に高くなるかと思います。
弊社が提供している様な、ホームページ制作においても同じことがいえますね。
「企業としてホームページを持ちたい」と漠然と思ってる(ニーズ)方は多いのですが、具体的に何故ホームページが必要か、どんなホームページが必要かを理解している方は、意外と少ないのが現状です。
なので、先ずは徹底的にニーズをお聞きして、その中からウォンツを導き、ご提案致します。
常日頃から、意識できるようにしたいですね。