最も手軽でオリジナルのコンテンツ「写真」
Googleのパンダ・ペンギンアップデートなどのアルゴリズム進化により、小手先のSEOが
駆逐されてきている今。
弊社では前々から唱えているのですが、
最近のウェブ制作での流行語のひとつが「コンテンツ(=内容)の質」です。
SEOに関する記事でも「オリジナルコンテンツが最強のSEO!」と唱えていたり
ウェブサイトからの顧客満足度を考えた際に大切なのが「オリジナルコンテンツ」といわれています。
その通りです。
オリジナルのコンテンツというのは、検索エンジン的にも顧客的にも有効な要素で
ホームページというものを考える上で、特に力をいれるべきものだと私も思います。
「写真」も大切なオリジナルコンテンツです。
とはいえ、わかっていてもオリジナルコンテンツを執筆するのは、なかなか難しいですよね。
でも身近なもので簡単にオリジナルコンテンツになるものがあります。
それが、今回のタイトル通りに「写真」です。
写真は基本的に1枚しかないもので、興味がある人はそれを対象に撮影されている写真を
とても見たがっています。
時には長文よりも写真1枚の方が、与える情報の質も高いですよね。
1点、具体例を挙げます。
私のお客様の中で、海の釣り船を経営されている方がいらっしゃいます。
その方は、昔から自分のお客様がガイド中に釣り上げた魚の写真を、簡単なコメントを添えて
ブログにアップし続けてました。
これだけだとよくあるブログかと思いますが、それをとにかく長期間、根気良く毎日続けられてました。
結果として、既存客はもちろん、海釣りに興味のある人が毎日見に来るおかげで
アクセス数がかなり伸びていました。
自分も少し趣味でしていたのでわかるのですが、魚釣りって結構難しいものです。
1日釣りをしても、0匹なんて日はザラにあります。
そういうのを知っている釣り人が、雑誌やこういうガイドの釣果記録を見ることで
自分も次行ったら釣れる!というテンションをあげることもできますし、ほんの一言
「○○で釣れました!」と書けば、次に「それを自分も試そう、これで釣れるだろうから行きたい!」となります。
なので、釣り人にとっては、こういう他人の釣果を見ることが、とても刺激的なわけです。
これらの理由から、他の人がガンガン釣り上げてる写真をみたらテンションあがりますし
ここを利用してみたい!という広告効果にも繋がるわけですね。
そこで使われる写真は、やはり「そこでリアルで撮影された」というのが伝わって
初めて魅力的になるんですよね。
今回は釣り船という業種の例を挙げましたが、他にも美容室でお客様のカットをアップし続けたり
工務店で施工した家や箇所をアップし続けたりなど、効果的な業種は色々あると思います。
この重要性を説明しながら、弊社ではパソコンからの更新で、写真を簡単にホームページに
アップしたり、携帯電話のメールから写真つきで更新のできるサービスを提供していますが
やはりこの機能は人気ですね。
この様に、文章を考えるのが難しくて更新が停まってしまう方は
写真と簡単な文章だけでもアップし続けてみてはいかがでしょうか?
画質は二の次でOKです。昔の携帯電話の写真でも構いません。
続けることが大切ですね。