2013年3月
その情報に、オリジナルの付加価値はありますか?
サイト内容が重要な現在のSEOでは、よく「オーソリティになれ」と言われます。
これは、その情報において、誰からも評価される、いわばその情報の「権威」となるくらいの良質な内容を提供し、被リンクやfacebookなどで消費者から紹介され、評価を受けるようになりなさい、ということです。
とはいえ、いきなりオーソリティとなるような文章を作ることはできません。
それであれば、先ずは「そのページに御社が発信するからこその付加価値をつける」ことを心がけてみてください。
例えばダイビングスクール。
様々なライセンスの紹介ページは、これからライセンスを取得する人にとって必要な情報です。
ですが、ライセンスの紹介だけで終わると、それは他のサイトでも得ることができる情報で終わります。
そこで、各ライセンスの取得の肝となる「ポイント」を、オリジナルの文章で掲載してみると、どうでしょうか。
検討しているユーザーからは「ここはライセンス取得の『合格に詳しい人がいる』。話をもっと聞いてみたい!」となるはずです。
そこを詳細に書けば書くほど、専門性が伝わり、効果的になるのです。
ワインショップであれば、ご自身のそのワインに対する印象と共に、組み合わせの良い食べ物などを紹介したり、このワインが好きな人にはこのワインもオススメしますという案内をすれば、専門性とワインに対する熱意がユーザーに伝わります。
工務店であれば、各施工の比較を具体的に良い点も悪い点もかけば、専門性も伝わるし、嘘の無い提案をしてくれるという信用性にも繋がります。
是非一度、試してみてください。
自分の言葉を使って、商品の紹介をしてますか?
ECサイトで商品を登録する際に、どの様なコメントや紹介文を使っていますか?
「もちろん自分の言葉でおすすめしてます!」という方ももちろんいらっしゃいますが、圧倒的に多いのが、メーカーなどの紹介文とスペックを掲載するだけの商品登録です。
これでは、他店との差別化が価格でしかできません。
メーカーの紹介文を掲載するのは問題ではありませんが、その前にご自身の言葉で商品の魅力を伝えてください。
少し前から、消費者は値段はもちろん、「どこで購入するか」にも気を使っています。
これは、高価な商品になればなるほど、見られる現象です。
「せっかくの商品を、この店で買って大丈夫だろうか。」というリスクを恐れるからです。
ご自身の言葉で、気持ちをこめてご案内をしてあげることで、文章から販売者の気持ちが伝わります。
実店舗でも、メーカーカタログと金額だけが置いてあって、説明できる店員がいない店舗よりも
周りに相談ができる詳しい店員がいた方が、総合的には購入率があがりますよね。
不器用でも問題ないので、ご自身の言葉で、熱意をお客様に届けてみてください。