アメリカで流行りそうなウェブサービスからヒントを探してみましょう
インターネット先進国といえばアメリカ。
事実、日本で流行っているウェブサービスの基礎は、ほとんどがアメリカ発のものです。
Yahooなどの検索エンジンやポータルサイトはもちろん、twitter、facebookなどなど。
mixiもアメリカのmyspaceというSNSからヒントを得て作られたといいます。
とはいえ、なかなかアメリカのウェブサービスの情報はつかみづらいものです。
以下のブログで「2013年にアメリカで流行りそうなウェブサービス」という内容を取り扱っていました。
【ネットで日常生活を豊かに】アメリカで注目のO2Oサービス20選 | サンフランシスコ・シリコンバレー拠点のクリエイティブエージェンシー・btrax スタッフブログ
読んでみると「なるほど~」と思うサービスが色々とあります。
中でも「お試しセットを毎月有料で受け取るサービス」が流行っているそうですね。
先ほどのブログには、例えばファッション系だと「毎月自分の好みに合わせたセットが送られてきて、気に入れば購入。気に入らなければ返品。送料無料。」というサービス、おもしろいですね。
似たようなサービスは日本でも少しずつ広まっています。
例えば、毎月旬の野菜を定期的に送ってくれるサービスなど有名ですね。
アマチュアのアーティストに出演を依頼するサービスとか、個人的に面白いなと思いました。
アーティストは中々、売れるまで本業で稼ぐのは難しい職業でが、この様なサービスでWin-Winになれれば、とてもステキですね。
後は、現在地近くのレンタカーを自動的に探し、対人手続き不要で借りれるサービスも使ってみたいなと思いました。
自社の規模に無理のない範囲で、色々とサービスを企画して発信するのも良いかもしれません。
「自社が伝えたいこと」よりも「お客様が求めていること」
この2点はリンクしている部分があるので、分けるのが難しいかと思います。
商売の基本が「お客様が求めている欲求・問題の解決」である限り、先ずはこれありきで他の考え方をすべきです。
もちろん、それをするために「自社が推したいもの」をアピールするのは、問題ありません。
ですがバランスを失うと、いつしかお客様に勧める手段が「推す」のみになってしまうものです。
そこで、普段「推し」をメインにアピールされている方は、たまには
「このサービス・商品を必要としているお客様がどの様な欲求・問題を抱えていて、それに対してどの様にこのサービス・商品が解決をしてくれるか」
を意識したアピール方法を使ってみてください。
例えば
「ヴィンテージ1985のレアワイン。重厚な味わいが自慢のオススメの一品です!」
という推しのアピール。
「ワインが初めての方でも理屈抜きで美味しいと感じていただける一品。それがこのレアワインです。」
という「ワインの味を美味しさを知りたい初心者への欲求への訴え」。
これらは一見同じ「アピール」に見えますが、内容は違ったものになります。
というわけで、普段「自社が推したい」をメインにアピールされている方は、たまには「消費者が求める欲求・問題の解決に自社ができること」という視点でアピールをされてはいかがでしょうか。